わたしの番がこない1ヶ月を超えて、整えなおす6月

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前回のブログから早一か月。


自分の中の「書くことが楽しいことを思い出す」をもとに、始めたはずだったのに、気づいたら一か月経っていた。

 

書きたかった。でも、書けなかった。
やりたい気持ちはあったのに、日々を回すことで精一杯だった。

 

なにもできなかった5月

「自分のやりたいことが好きなようにできる」が大きな強みである独身時代と違い、「母」の立場はやはり弱い。


目の前の命が健やかに生きられるようにに守らなくてはいけないし、その生活が保たれる担保としてお金も必要だ。

「母」は、どちらもちゃんと回せて、はじめて“やりたいこと”に手を伸ばせるようになる立場であると思う。

 

この5月はその両方が崩れた一か月だった。

 

ゴールデンウィーク、子供発熱

ことの始まりは、ゴールデンウィーク


繁忙期真っ只中の夫にせめてもの休息を…と思い、3泊4日で娘を連れて実家に帰ったのだが、実家に到着した次の日に39度の発熱イベントが発生した。

 

原因不明の発熱は、ゴールデンウィークが過ぎても続き1週間ほど続いた。
「子供との時間を取りつつ、適度に休み、自分の好きなこと(ブログ)をやる」という些細な希望は、あっという間に崩れ去っていった。

 

夫、体調を崩す

娘の謎の発熱が終わりかけたころ、夫の体調が崩れた。

「3日間の一人時間があったのに、体調不良になるんかい」という気持ちもわずかにあったが、それはそれ、これはこれである。

 

夫は育児に積極的な部類の人間だ。
普段もそれなりに育児を分担できていると思う。

 

しかしながら、夫の体調が崩れることは、ゴールデンウィークから続いてたワンオペが続いていくということだった。
「早く回復してほしい」という祈りの元、体調不良の夫を慮った。

 

仕事、(求めていない)役割を振られる

「とにかく自分だけは倒れてはいけない」の気持ちだけで毎日を繰り返していたある日。

 

突然上司から「5分だけ時間をちょうだい」と、声をかけられた。
「5分だけなら」と、自席を立ち、上司のそばに行くと会議室に連れていかれた。

 


「プロジェクトリーダー頼むわ」

 

…5分で済ます話ではない。

 

わたしの勤務先はそれなりに知名度のある企業だ。
部署内にはわたしよりも、確実に有能なフルタイムの正社員たちがいる。

わざわざ時短勤務の女にリーダーを頼むというのは気が狂っているとしか言えない。

 

しかし、残念なことにわたしもまた時短勤務であるが【正社員】である。


会社からの依頼に対しての回答は「YES」か「はい」の二択である。

 

…ということで、体調不良の夫、そして体調が回復し、元気100倍となった2歳児を抱えながら、プロジェクトリーダーとしてのキックオフ準備を進めることとなった。

 


なにこれ、どういうこと?

 

そんなこんなで1か月経った

娘の就寝後にプロジェクト資料を作り、朝も晩もなんとか「生きていた」。


その言葉が正しいかわからないけれど、とにかく倒れないようにとがむしゃらだった。

自分の体調も崩れている感覚があったけれど、それは無視をした。気合である。


人間気合があれば何でもできる。クオリティを無視してよいのであれば。
朝晩に謎の蕁麻疹が出たがそれも無視した。


幸いなことわたしは倒れず、無事に夫は回復し、キックオフミーティングも終えることができた。

もう一度書く。


人間気合があれば、とりあえずなんとか生き抜くことができる。

 

「わたしを整える」を始めよう

…と、いうことでなにも書けずにいた5月が終わり、6月になった。

 

この1か月の体験を経て、改めて感じたのは「整っていないと、なにも始めることができない」ということだ。

 

子どもと暮らし、どちらも必死に守りながら、
それでも「こうありたい」と願うなら、どこかで“自分の番”を取りに行かないといけない。

 

「母」という立場で、均等を保ち続けていくのは簡単なことではない。

 

けれど、それでも「私はこうありたい」「こんなことをしたい」と願うなら、動き出さなくてはいけないのだと思う。

 

自分のペースで。


自分が「いまここまでできる」と思うものを積み重ねて、整理して、形作らなくてはならないのだ。


だからこそ、わたしは自分に向き合って、整えることについて考えていこうと思う。
純粋に「書くことが楽しい」と思えるためにも。
自分の「こうありたい」を、ちゃんと重ねていつか大きな山にするためにも。


今日からもう一度、この場所からスタートだ。