2秒で31,000円は高いのか?~東京コミコン2024初参戦にあたり~

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今日書きたいことはもうタイトルに書ききったので、このあとの文章はもう惰性である。

 

2024年12月6日から8日まで幕張メッセで開催される東京コミコン2024。

開催期間中日の土曜日に、このたび初参加することになった。


理由はただひとつ、ベネディクト・カンバーバッチ氏と写真を撮るためだ。



顔を見れば誰しも「あの!」と思うと思うが、名前だけだと?が頭に浮かぶ人もいるかもしれない。


有名な作品で言えば【SHERLOCK】のシャーロック役、【ドクター・ストレンジ】のドクター・ストレンジ役などを担う俳優さんである。


フィルムマークの作品ページを貼っておくので、ぜひお顔の確認と、彼がこれまで関わった作品を観ていただければと思う。


filmarks.com
そんな彼となんとコミコン2024ではツーショット写真が撮れるのだ。


ワンショット、31,000円で。


師曰く、体感2秒の世界


歴戦の猛者(わたしにとっての師匠)によると、ベネディクト・カンバーバッチ氏をはじめとした来日セレブと謁見できる時間は、【体感2秒】だそうだ。


その2秒(実際は10秒くらいはあるだろうが)と、写真1枚に31,000円。
この金額を見て「高い」と思うか「安い」と思うかは人の感覚による。



普段のわたしであれば、31,000円は、慄き・躊躇い・ギリギリまで支払うべきか考えてしまう金額である。
そして考え抜いた挙句、「わたしには贅沢すぎる」とあきらめてしまう。


ただ、今回は全く違った。

エックス(旧Twitter)で、【撮影会・サイン会チケット販売開始!】の文字をみてから、体感一分で「決済完了」の文字を見た。


31,000円という数字は、わたしにとってただの文字列と化していたのだ。

 

人生に楽しみをくれた人との2秒には価値しかない

ベネディクト・カンバーバッチ氏は、わたしの人生に楽しみを与えてくれた人物だ。

 

新卒一年目。朝8時に出社し、終電ギリギリの時間に帰宅をしていた。

平日はただ眠るだけ、土日も体力を回復させるために眠るだけ。
死ぬほど仕事をしていたのに、残業代は一切出ず、生活もギリギリで「社会人ってマジしんどすぎる」と毎日嘆いていた中、唯一の娯楽が映像を見ることだった。

 

通勤経路に、1週間100円で借りることができる蔦屋があった。

週末1本はDVDを借りることを習慣にしていたわたしは、ベネディクト・カンバーバッチ氏主演の【SHERLOCK】を手に取っていた。

 

 

「絶対にりんハマるから!一話だけでいいから!」という、友人の言葉を思い出し、気軽な気持ちで見始めたが最後、ばっちりハマった。

 

返却までの1週間、次の日が仕事だろうが毎日必ず帰宅後DVDを流してみていた。

作品の演出や構成が見事であることに加え、俳優陣の演技が際立っていて、「続きを見たい」という気持ちが胸を満たした。

 

社会人になってから、しんどい気持ちばかりを感じていたわたしに楽しみを与えてくれたのが、【SHERLOCK】でありベネディクト・カンバーバッチ氏であった。

 

そんな彼との2秒には大いなる価値がある。

 

31,000円は、ものすごく安いのだ。

 

どうなる東京コミコン2024

 

ということで、週末わたしは31,000円のチケットを持って彼に会いに行く。

あまりにもボロボロな身なりだとよくないと思い、明日は有休を取って外見のメンテナンスをしてくるつもりだ。

あちら様にとっては「単なるファンの1人」で終わる話だが、こちらとしてはできる限りの準備をして、敬意をもって2秒を体感してこようと思う。

 

メインはベネディクト・カンバーバッチ氏との写真撮影だが、東京コミコンは楽しいことがいっぱいのようで、今更ながら死に物狂いで情報収集をはじめている。

 

コミコンのもう一つのメインイベント、「アーティスト・アレイ」で素敵な作品があったら、恐らく買ってしまうだろう。


っていうか、買う。

わたしの財布の紐は、31,000円のチケットを買った時点でもうゆるゆるなのだ。

 

運命の出会いがありますように、と思いながら会場を回ろうと思う。

 

また感想レポート書きます!そのためのブログだもんね!